クリニックでの長い待ち時間の過ごし方 その1
クリニックではどのように過ごされていますか?
今通院しているクリニックでは一回の滞在時間が5時間とかはざらです。
多くのクリニックがそうだと思いますが名前ではなく診察番号で呼び出されるので、診察番号を頭の片隅に入れ、スタッフが呼ぶ番号にも耳を傾けている状態なので何をするにも集中できません。
スマホは画面を長時間見ていると眼精疲労で全体的な疲労感がすごいです。
本だと私の場合は普段ノンフィクションのものがほとんどなので、集中できないと全く読み進められません。
でも旅行に行く時はある程度ボーッとしてても面白くてサクサク読み進められるような小説(たまにノンフィクション)を持参していることを思い出し、いくつかそのような本を選びクリニックで読んでみました。
結果、そこまで集中せずともどんどん読め、長い待ち時間も心健やかに過ごせています。これで妊活の大敵であるストレスもやり過ごせているはずです。
下記はこれまで待ち時間に楽しく読めた本(漫画)です。
先が気になって仕方なく全3巻ですがかなりのスピードで読了でした。
まず1巻購入したのですがクリニックの待合室で残る2、3巻をネット注文した位です。
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●「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ
カズオ・イシグロの本は初となります。
知らなかったのですが、これはドラマ化もされているようです。
この題材、不妊治療をしている身だと更に複雑な気持ちになりますが、やはり先が知りたくなる為集中できない環境でも読めてしまいます。
読了後不思議な感覚でした。もう一度読もうと思っています。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]
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●「漆黒の霧の中で」 藤沢周平
江戸が舞台のハードボイルド。
面白くてあっという間に読み終わりました。
漆黒の霧の中で改版 彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) [ 藤沢周平 ]
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詩人 谷川俊太郎がほぼ日刊イトイ新聞に寄せられた読者からの質問に答えているものです。一問一答形式でページにおさめられている為、どこからでも読めるので待ち時間には最適です。詩人の言葉って腹落ち感が本当に凄いです。ほんわかした気持ちにもなれました。
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●「ビタミンF」 重松清
これは友人から勧められて読みました。初重松清でしたがとても読みやすかったです。
この先子供を授かったとしてその子供が学校へ入学した時のことを考えると、とても複雑な気持ちになります。
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●「SHOE DOG」 フィル・ナイト
ナイキ創業者の自伝。
バフェットが言っているようにまさにフィル・ナイトはストーリーテラーだと思います。それ故一気に最後まで読めました。
ナイキ好き、またはビジネスに興味がある方以外でも楽しめると思います。
SHOE DOG(シュードッグ) 靴にすべてを。 [ フィル・ナイト ]
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【マンガ】
主人公は猫の家政婦「猫村ねこ」です。毎回ほんわかあたたかい気持ちにさせてくれます。
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逆に待合室で集中できなかったのは下記です。
●「ホモ・デウス 上・下巻」 ユヴァル・ノア・ハラリ
この本の前に出版された「サピエンス全史」が面白かったので待合室でもいけるかなと思いましたが集中できない環境では、全く進みませんでした。その後家で楽しく読みました。
ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来 [ ユヴァル・ノア・ハラリ ]
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