妊活のいろいろ

40代での妊活、たまに日々のこと

再子宮内視鏡検査、そして子宮鏡下手術

前回の子宮内視鏡検査で子宮内膜炎だと分かり、抗生物質を2週間服用しました。

今回はその後の状態を確認する為の再検査でした。

 

結果は治癒しておらず、医師から子宮鏡下手術(子宮内のポリープ等のデコボコしたものを削る手術です)を勧められて先日受けてきました。

同時に採卵周期もスタートしていたので、今回はとてもタイトなスケジュールとなりました。

 

医師に手術の旨言われた時はこれまで全身麻酔も手術も未経験だった為、実はかなり動揺しました。

 

手術日の前日は21時以降飲食はできず、24時以降は飲水もできません。

 

当日はまず採卵準備の為のホルモン値採血をし、手術準備の為の血圧測定。

そして内診室にて卵胞のサイズ測定と手術前の子宮口を広げる処置を受け、安静室で術衣に着替え点滴が始まりました。

順番がくるまではベッドで横になっていましたが、その間も卵胞を育てる注射と排卵を抑える注射等をしたり。

順番がまわってくると処置室にいき、処置台に横になり血圧計や心電図、酸素モニターをつけられます。

 

いよいよ麻酔薬の注入。これは今までにない体験でした。

「〇〇さん、〇〇さん」

と看護師さんに名前を呼ばれ、急にふわっと意識が遠のきます。(結構人間てもろいなと思いました)

次に、

「〇〇さん、起きて、〇〇さん、起きて」

という声が聞こえた時には既に手術も終え、安静室に運ばれていました。

 

麻酔薬注入の時からずっと涙と鼻水がとまらず、口呼吸にて麻酔が抜けるのを待っていました。

後で聞いたことですが、中には麻酔によって涙等の症状がでる人もいるらしいです。

 

私はこの後からが本当に悲惨でした。

いざ服に着替えて待合室に向かおうとした時から吐き気とえずき、嘔吐が止まらず。

いつになったらこの状態から抜け出せるのか、もしかしたらずっとこのままなのかもと、まさにこの世の終わりのような状態でした。

そんな時に限って数日前に食べた揚げ物とか、とにかく胸焼けしそうなものが次々に頭に浮かび。

 

術後、医師から

「切除したものを念の為、生検にだしておきます」

等の説明も嘔吐との闘いでほとんど耳に入らず。

2日後の採卵に向け、看護士からの説明も後にしてもらいました。

無理矢理でも家に帰ろうと思ったのですが、それはとめられ、誰かが迎えに来る迄ベッドで休むように言われました。

そして夫に連絡するとミーティング中でしたが、抜け出して迎えにきてくれることに。

 

夫が来てくれる迄の約1時間、とりあえず看護師から採卵の説明と支払いを済ませた後にベッドへ再度戻ることを提案されたのですが。。。こんな時は支払い位は後日にしてくれ~と思いながら、気持ち悪さに耐えこなしました。

 

それでも夫の顔を見たら少し安心したのか落ち着き、家に向け出発です。

それも全て各停電車にて。何駅かごとに降車しながらの家路でした。

 

嘔吐は麻酔の副作用らしいのですが、もうこんな辛い経験はしたくないです。

今回不妊の根本原因の可能性が高いポリープ等を切除して、とりあえずやることはやったので、採卵に関しては今回で一区切りつけようかなと少し思っています。

後は移植をして、それがだめなら自然妊娠に望みをかけるか。

今回採卵した分の受精卵がどうなったかの結果をきいて、また考えが変わるかもしれませんが。